2022年9月 走行距離 136033km
グランドアクシス100のハザードランプ機能追加にともない整流ダイオードの配線処理済み10本セットを購入しまして、整流ダイオードがまだあまっているので、整流ダイオードを使った作業を行いたいと思います。
実は、ハザードランプを点けた時にインジケータのフラッシャパイロットランプが点かない状態が続いています。
そんなわけで、ハザード出しっぱなしなんてこともちょくちょくあります・・・
で、だいぶ前に誰かからインジケータのフラッシャパイロットランプの配線に整流ダイオードを割り込ませれば点くようになるというような話を聞いたことがありますが、何をどうやるという詳しいことを確認しないまま放置していました。
で、今回調べてみて仕組みがわかったので、フラッシャパイロットランプの配線に改良を施して、ハザードランプを点けた時にもフラッシャパイロットランプが点くようにしたいと思います。
まず、この現象はインジケータのフラッシャパイロットランプがひとつの車両においてハザードランプ機能を追加した時に発生します。
で、何でかって言うと、インジケータのフラッシャパイロットランプが1つの車両においては、フラッシャパイロットランプから2本の配線が出ていて、それぞれ左右のウインカーの配線につながっています。
で、例えば右のウインカーを点けた場合、右ウインカーの配線をプラス、左ウインカーの配線をマイナスとして使用して通電させ、フラッシャパイロットランプを点滅させます。
これがハザードランプだと、右も左もプラス配線になり、マイナス配線がないのでフラッシャパイロットランプが点かない。
ということのようです。
したがって、フラッシャパイロットランプの2本ある配線をプラスとマイナスに固定すれば良いということで、1本をマイナス(アース線)とし、左右のウインカー配線を合流させてもう1本のプラスに使う配線につなげれば良いということになります。
が、ウインカー左右の配線をつなげてしまっているので左右どちらのウインカーをつけてもハザードになってしまいます。
そこで、左右のウインカー配線が合流する手前でインジケータに向かう方向に電流を一方通行にすれば良いということで、ここで整流ダイオードが必要になるということのようです。
ちなみにインジケータに左右別々のフラッシャパイロットランプがある車両はランプそれぞれにプラス配線、マイナス配線があるため、こういった不具合はでないようです。
実際グランドアクシスにハザードランプ機能を追加した時もインジケータのフラッシャパイロットランプは正常に機能していました。
⇒グランドアクシス100 ハザードランプ機能追加
で、今回使用した整流ダイオードはこちらです。
⇒整流ダイオード 12V車用 1A 10本セット

さて、作業にはいります。
まず・・・
アッパーカウルを外します。
こちらが今回加工する配線のカプラーです。
で、いつもどおりカプラーの間にジョイント配線をつくるという手もありますが、かさばるので・・・
今回はこちらのカプラーからインジケータ側の配線を加工しようと思います。
こちらの濃茶、濃緑の配線がウインカー左右の配線になります。
これを・・・

※画像はイメージです。
切りまして・・・
ウインカー左右の配線にそれぞれ整流ダイオードの配線をはんだ付けして、インジケータ側で1本にまとめ、ウインカーの片方の配線にはんだ付けで接続します。
もう1本のウインカー配線は、同じカプラーのアース線(黒)に割り込ませて、はんだ付けで接続します。
で・・・
はんだ付けした部分をそれぞれ熱収縮チューブで保護して完成です。
【動画】FZ750 フラッシャパイロットランプ点灯確認
⇒https://youtu.be/SpViTLrvqoY
で、正常に作動していることを確認し、フラッシャパイロットランプの配線改良終了です。
⇒FZ750 OWNERS CLUB FZOC
⇒FZ750専門店 CROSS ROAD
⇒ヤマハ 部品情報検索

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タグ:ハザードランプ